医療技術臨床応用学分野
本分野では、1)難治の病気にどのように医療技術が応用できるか?2)医療技術を応用する活動や疾患の日本での動向はどうなっているか?という問いを追っています。1について、見えてきた原因の一つは、全身に投与された薬剤が、届いてほしい病巣に届いていないため、という仮説です。届かない原因は、病気の原因となる細胞の周囲を取り囲む、異常な線維組織と血管の構築です。2について、高齢者で問題になる多剤処方の動向、多剤耐性菌の出現が心配される抗生剤投与の動向、再燃が心配される結核の動向などを明らかにしてきました。
研究室データ
ヘルスケアサイエンス部門 医療技術臨床応用学分野
教授 狩野 光伸
PROJECT
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