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バイオ・創薬部門1分子生物化学分野

G-CSF刺激による成熟好中球への分化誘導機構の解析

好中球は全白血球の70%以上をしめる主要な白血球であり体内に侵入した細菌を貪食し生体防御に主要な役割を担う。好中球の生体内での寿命は短く、常に新たな好中球が作られている。好中球は骨髄中に存在する造血幹細胞が種々のサイトカインの、特にG-CSFの刺激を受ける事により分化生成される。我々はG-CSFの添加により核の形態が花びら状となった(分葉化した)成熟好中球への分化誘導を再現するin vitroの実験系を構築した。好中球への分化誘導の分子機構は不明な点も多く、その異常が白血病発症の原因となっている。この実験系で、好中球前駆細胞に人為的に特定の酵素の不活性型や活性化型を発現させる事により細胞内のシグナル伝達を変化させた時の分化誘導の異常を解析する事により、分化誘導に必須の酵素や遺伝子の発現を同定し、分化誘導の分子レベルでの機構を明らかにする。さらに、G-CSF受容体を介するシグナル伝達の異常による細胞の白血病細胞への変化の機構を解析し白血病の発症機構を究明する。

G-CSF刺激による成熟好中球への分化誘導機構の解析

研究室データ

バイオ・創薬部門 1分子生物化学分野 教授 井出 徹  准教授 村上 宏  助教 早川 徹 助教 増田 潤子

http://www.cc.okayama-u.ac.jp/single_molecule/index.html