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医療機器医用材料部門先端医用電子工学分野

テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の微小量生体関連物質検査応用

血液検査を気軽にいつでも出来るようになれば、病気の早期発見が実現し、健康寿命を延ばすことが出来ます。私たちが、独自に開発したテラヘルツ波ケミカル顕微鏡は、様々な化学反応を高解像度で可視化することができる新しい装置です。私たちのこれまでの研究で、この装置に使用するテラヘルツ波検査チップを用いると、極微量の血液で、数百項目の検査が可能になることがわかってきました。将来、テラヘルツ波検査チップを配布、検査装置を保有する病院へ返送することで、簡便に病気の1次スクリニングが可能になり、無医村や通院が困難な高齢者の健康を守るために威力を発揮すると考えています。 *テラヘルツ波1兆ヘルツの周波数で振動する電磁波。近年のレザー技術、半導体技術の発展により様々な応用がなされてきた。当分野では、他とは異なるアプローチでテラヘルツ波を活用し、微小量検出を実現している。

研究室データ

医療機器医用材料部門 先端医用電子工学分野
教授 紀和 利彦 
准教授 堺  健司 
助教 王 璡