ヒューマンケアイノベーション部門医事法学分野
診療ガイドラインが診療及び医療過誤訴訟において果たすべき役割の検討
「診療ガイドライン」は、多くの症例研究や論文を踏まえて各傷病に対する有効かつ安全な治療法を推奨するものであり、十分な医学的根拠に基づく医療(Evidence Based Medicine-EBM)の実現による診療内容の均霑化(全国どこでも標準的医療が受けられるようにすること)に多大な貢献をすることが期待されています。このプロジェクトは、診療ガイドラインが日常の診療指針となり得る良質なものであるために備えるべき条件を諸外国の議論も踏まえつつ明らかにしようとするものです。

研究者データ
ヒューマンケアイノベーション部門 医事法学分野
教授 山下 登