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ヘルスケアサイエンス部門ヘルスシステムマネジメント学分野

創薬・医療機器開発におけるアカデミアの役割と課題

これまでにも、経営学領域では製薬企業の視点から、研究開発戦略、ネットワーク構築、マネジメントなどが分析されてきました。しかしながら、新薬の開発効率は低下傾向にあり、製薬企業側は自前主義のビジネスモデルを断念し、アカデミアを含め広く外部に創薬シーズを求める産学連携やオープンイノベーションの動きが高まっています。産学連携の必要性、問題点を指摘した先行研究はこれまでにも散見されますが、経営学的視点からアカデミアが行なう創薬・医療機器開発マネジメントについてなされた研究の蓄積はほとんどありません。今後、アカデミアが主体となる創薬・医療機器開発における産学連携やオープンイノベーションを中心命題に据え、1)産学連携においてアカデミアと企業という異なる主体の間にどのようなギャップが存在するか、2)そのギャップが埋められる上で重要な要素は何か、また、そこにはどのような文脈、マネジメントがあるのか、というリサーチ・クエスチョンを設定し、研究を進めています。

研究室データ

ヘルスケアサイエンス部門 ヘルスシステムマネジメント学分野
教授 渡邉 豊彦