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災害対応ロボットならびに医療ロボットの研究開発に対する取り組みが紹介されました

 

 大学院ヘルスシステム統合科学研究科に所属する亀川哲志講師の研究開発に関する紹介記事が、11月1日付の日経産業新聞に掲載されました。

 亀川講師は長年、災害対応ロボットの研究開発に取り組んでおり、ヘビ型ロボットやクローラー移動ロボットを遠隔操作することにより危険な建造物に近づいて情報収集するロボットシステムの実用化を目指しています。7月の西日本豪雨災害では、土砂崩れにより家屋が倒壊するなどの被害が発生しましたが、亀川講師らのチームはヘビ型ロボットを使って被害を受けた家屋の内部を調査する活動を行いました。この活動には、亀川講師の呼びかけに賛同した内閣府の革新的研究開発プログラム(ImPACT)に参画する複数の研究者の災害対応ロボットが参加し、岡山大学と共同で調査活動を実施しました。

 亀川講師は、災害対応ロボットの他にも医療用ロボットの研究開発も精力的に進めています。この医療ロボットの研究開発は岡山大学内の医工連携プロジェクトチームにより実施されているもので、CT透視ガイド下に針穿刺を行うロボットです。このロボットを遠隔操作することで、医師の放射線被ばくを防ぎながら、がんの検査や治療を行うための針を穿刺することができます。201866日に、このロボットを用いた臨床試験が岡山大学病院で実施され、国内初のロボットを用いた病理検査が達成されました。

 また、20181017日から21日に東京ビッグサイトで開催されたWRS(ワールド・ロボット・サミット)における、インフラ・災害対応カテゴリーの競技に亀川講師のチームが出場しました。これは、災害対応ロボットの性能評価を競技会の形式で競い合う世界大会で、亀川講師の率いるチームは全19チームが参加する中で、7位になる健闘を見せました。

 

【本件問い合わせ先】

大学院ヘルスシステム統合科学研究科 講師 亀川哲志

E-mail:kamegawa◎okayama-u.ac.jp

◎を@に置きかえてください

西日本豪雨災害により被害を受けた家屋を調査するヘビ型ロボット

遠隔操作でがんの検査や治療をするための針を刺すCT透視ガイド下針穿刺ロボット

WRS(ワールド・ロボット・サミット)インフラ・災害対応カテゴリーの競技に参加した災害対応ロボット