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2021.02.16

ナノバイオシステム分子設計学分野

ナノバイオシステム分子設計学分野

生命を知ってがんを理解しその治療法を探るナノという言葉が示すものはナノメートルスケールの分子です。バイオは生命を表し、またシステムという言葉は仕組みや体系を意味します。したがって、ナノバイオシステムという言葉は「細胞」を工学的に表現したものと言えます。この細胞という生命のシステムを司る分子の構築とその役割を考えることがこの研究室では必要です。生命を理解するために、タンパク質、核酸、脂質など生命に関わるすべての無機・有機(高)分子に関わる生化学的および分子生物学的知識が重要となり、これらを動的に理解するためには細胞生物学、発生生物学や生物物理学的な感覚も有効です。この研究室で扱う生命は新生物、中でも悪性新生物、すなわち「がん」です。がんの発生や生存においてはどのような細胞の環境やどのような細胞間の相互関係が、増殖や分化に必要なのかあるいはその制御が可能かを研究し、がんの治療法を開発していくことが研究室の目標です。

ナノバイオシステム分子設計学分野

研究室データ

バイオ・創薬部門 ナノバイオシステム分子設計学分野
教授 妹尾 昌治
助教 岡田 宣宏

http://www.cc.okayama-u.ac.jp/nanobiotech.senolab/