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バイオ・創薬部門ナノバイオシステム分子設計学分野

革新的研究フロンティアの創出-世界初のiPSがん根治戦略-

-がん幹細胞研究これまでに無かった新しいがん研究への挑戦-

人工多能性幹細胞(iPS細胞)はどのような細胞にでも分化できる万能才能ですが、この分化を自在にコントロールするにはその条件を把握することが最も重要です。私たちは、このiPS細胞の万能性を利用して、がん細胞の素となるがん幹細胞を作り出す技術の研究を行っています。外来遺伝子の導入や遺伝子変異の導入を意図的には行わないのがこの技術の基本であり、大きな特徴です。この意味で、がん幹細胞の作成は、いわゆる「形質転換」とは区別されるべきもので、私たちは、幹細胞からの分化の一つに位置付けて考えています。また、iPS細胞の万能性を利用することであらゆる全てのがん幹細胞を作成できる可能性が予想されます。がんの死亡率は現在も上昇していますが、これは、これまでのがん研究に不足していた概念が存在することを示唆しています。私たちのがん幹細胞を作成する技術と作成されたがん幹細胞を利用することで、今までになかった治療法の開発や制がん剤の開発が実現できると考えられます。

-がん幹細胞研究これまでに無かった新しいがん研究への挑戦-

ドラッグデリバリーシステム技術の研究

ドラッグデリバリーシステムとは、生体内の病巣へ薬を送り届ける技術です。細胞や組織に正確に薬剤を送り届けることにより、副作用を少なく効果を最大限に引き出すことが可能になると期待されています。私たちは、脂質で形成される直径100〜200nmのリポソーム(ナノカプセル)の中に、溶解度差を利用するリモートローディング法などにより制がん剤を効率よく封入する方法の開発をはじめとして、種々の細胞表面抗原を標的するための技術を開発し、in vivoで副作用が少なく効率よく機能するドラッグデリバリーシステムの技術を研究しています。

ドラッグデリバリーシステム技術の研究

研究室データ

バイオ・創薬部門 ナノバイオシステム分子設計学分野
教授 妹尾 昌治
助教 岡田 宣宏

http://www.cc.okayama-u.ac.jp/nanobiotech.senolab/